家庭用脱毛器でムダ毛処理

家庭用脱毛器は大きく分けると抜く脱毛器熱線を使う脱毛器光を使った脱毛器の3種類があります。

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抜く脱毛器

ローラー脱毛器
ローラーが回転をし、毛を挟んで、効率良く毛を抜いていきます。お肌を押さえて痛みを緩和させる機能が付いている物もあります。
→ローラー式のメリット・デメリット

高周波脱毛器
ピンセットで毛を挟み、高周波(電流)を流すことで熱を発生させ、毛根のまわりの組織を壊し、痛みや抵抗を少なくしてから毛を抜きます。
→高周波脱毛器のメリット・デメリット

超音波脱毛器
仕組みは高周波脱毛器に似ていて、ピンセットで毛を挟み、そこに超音波を流して毛を抜きます。高周波脱毛器とは違って熱は発生せず、振動で毛根を刺激します。
→超音波脱毛器のメリット・デメリット

熱線を使う脱毛器

サーミコン脱毛器
熱くなった導線を皮膚の上ギリギリに滑らせて、毛を焼き切る仕組みです。
毛を焼いて切るので、脱毛というより除毛で、普通のシェーバーと同じような感覚で手軽に使えます。
肌に触れない設計になっているので、使用方法を守れば火傷はしません。
熱で毛を焼き切るとき、その熱が毛根にまで伝わって毛根にダメージを与えるので、毛が生え変わる周期を遅くする効果があり、剃った時のようなチクチク感が軽減されます。
→サーミコン脱毛器のメリット・デメリット

光を使った脱毛器

光脱毛器
光脱毛器は、フラッシュ式脱毛器とかIPL(インテンスパルスライト)脱毛器などとも呼ばれています。
家庭用脱毛器では最も多く使われているタイプで、たくさんの種類が発売されています。
光のエネルギーを使って、毛根にダメージを与えることにより脱毛します。照射後1~3週間ほどで毛が抜け落ち、続けて行くうちに、徐々にムダ毛が細くなり、生えにくくなっていきます。
痛みが少なく、広範囲の処理を比較的短時間で済ませることができますが、製品によって性能や価格に大きな差があります。
レーザー脱毛器よりパワーが弱い分、照射面積が広いので、照射回数が少なくて手間がかからないのですが、脱毛効果はレーザー脱毛器より弱くなります。
→光脱毛器のメリット・デメリット

レーザー脱毛器
毛の黒い色を作るメラニン色素に反応するレーザーを当て、毛を育てている毛根(毛乳頭)にダメージを与えて脱毛します。
医療機関で使用する医療レーザー脱毛器を家庭でも安全に扱えるように改良したものです。
光脱毛器と同じく、メラニン色素に反応するレーザーを当て、毛根にダメージを与えることで脱毛します。照射後1~2週間で毛が自然と抜け落ちます。
光脱毛器よりパワーがあり、少ない回数で効果が実感できます。家庭用脱毛器の中ではトップクラスの脱毛効果がありますが、その分、脱毛時の痛みが強く、火傷などの肌トラブルを起こす可能性があります。
→レーザー脱毛器のメリット・デメリット

バルジ式脱毛器
光脱毛器やレーザー脱毛器と同じく光を照射しますが、毛根ではなく毛を生やすように指示を出すバルジ領域という部分にダメージを与えて脱毛します。
バルジとは毛の再生力の根源になる幹細胞(細胞をつくる細胞)で、「発毛因子」を作り出しています。この発毛因子がないと、毛は生まれてきません。
レーザー脱毛や光脱毛が毛根(毛乳頭)にダメージを与えるのに大して、バルジ式は発毛因子を作り出す幹細胞のバルジに光(熱)をあてて働かないようにして、毛の再生を止めてしまいます。
バルジ領域は2000年前後に発見されたものなので、家庭用のバルジ式脱毛器は製品化されて日が浅く、まだまだ研究段階と言えます。
→バルジ脱毛器のメリット・デメリット